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読みもの2022.6.6

ZEHで使える補助金は?マンションにも使えます

こんにちは。須山建設のカーボンニュートラル広報プロジェクトチームです。

最近ハウスメーカーがよくうたっている、「ZEH」という言葉をご存じでしょうか?

ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、簡単に言うと「省エネルギーな住宅」のことです。住宅を「省エネルギーな住宅」にすることで、補助金を受けられる!という一石二鳥なメリットがありますので、紹介していきます。

もそもZEHって何?

ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、一般的な住宅で使用するエネルギーに対して、建物の断熱性能を高め、高効率な設備機器を導入し、光熱費を削減するとともに、太陽光発電のような創るエネルギーをプラスして、エネルギーをプラスマイナス0にしよう!という住宅のことです。

『高断熱+高効率な住宅』+『エネルギーの創出』≒エネルギー収支0

「ZEH」の概念図 (出展:経済産業省 資源エネルギー庁)参考リンク

 

政府は「2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」≒ZEHを新築住宅の標準に! という目標を掲げています。目標達成のために、ZEHに対応した住宅への補助金を出す制度がありますので、有効に利用しましょう。

ZEHへの補助金(2022年度)

政府は上記の目標達成のため、ZEHに対応した住宅に対して、1住戸当たり40万円の補助金を助成しています。(2022年、低層ZEH-M促進事業)

※条件がありますので詳細は公共機関のHPを参照ください。

ZEH補助金について【経済産業省・環境省】

また、地方自治体でも力を入れているところがありますので、お住まいの地域ではどのような制度があるか、調べてみてください。

 

ンション(集合住宅)にも補助金!

ZEHというと、戸建て住宅だけのものと思われる方も多いと思いますが、集合住宅(マンション)向けにも「ZEH-M」(ゼッチ-マンション)という仕組みがあり、マンションの階数により事業が異なります。(2022年度)

・低層ZEH-M促進事業(1~3階建て)

・中高層ZEH-M支援事業(4~20階建て)

・超高層ZEH-M実証事業(21階建て以上)

 

上記のように、階数に応じた補助事業となっており、それぞれに事業に対して、補助額が異なります。

※上記ZEH補助金についてのリンク参照

 

また、ZEH-Mには4つのランクがあり、

・『ZEH-M』・・・省エネ性能、創エネを含めエネルギー消費の削減量が100%以上となるもの

・Nearly ZEH-M・・・エネルギー消費の削減量が75%以上100%未満となるもの

・ZEH-M Ready・・・エネルギー消費の削減量が50%以上75%未満となるもの

・ZEH-M Oriented・・・エネルギー消費の削減量が20%以上となるもの

に分類されます。

 

上位ランクほど、エネルギー消費の削減量が高いランクになるため、入居者の高熱費削減量や、社会貢献度は高くなりますが、実際に導入する場合には、断熱性能を上げたり、高効率な設備を導入したりする必要があるため、それなりの費用がかかります。そのため、補助事業の対象となるランクの中でも、一番下位のランクである、「ZEH-M Ready」でマンションを計画される方が比較的多いです。…とは言っても、何をどうしたらいいか、何から始めたらいいのか分からない方が多いと思います。ZEH-Mについて興味を持たれた方は、一度専門の業者にご相談されると良いでしょう。

 

まとめ

集合住宅(マンション)にも、戸建て住宅のようなZEHの制度があり、補助金の助成が受けられることがおわかりになりましたか?須山建設では、ZEH-Mに対応したマンションの建設プロジェクトが現在進行中です。これからマンションの建設を考えられている方や、この記事を読んでZEH-Mにご興味を持たれた方は、一度弊社までお問合せください。(※住宅向けZEHについての対応はしておりません。)

 

 

【参考】
ZEHとは【経済産業省資源エネルギー庁HP】

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