みなさんこんにちは!須山建設のカーボンニュートラル広報チームです。
今回は浜松市が策定した「エネルギービジョン」についてご紹介させていただきます。
「浜松市エネルギービジョン」とは
浜松市は2013(平成25)年3月、今後の市のエネルギー政策を市民や事業者など、オール浜松で進めていくための全体構想(グランドデザイン)として、「浜松市エネルギービジョン」を策定しました。
そして策定から7年が経過した2020(令和2)年4月には、国のエネルギー政策や地球温暖化対策を取り巻く状況が大きく変化している中で、
エネルギービジョンを策定してから市民・事業者・行政等が連携・協力してこれまでの取り組んできた実績等を踏まえ、
更なる取り組みの推進を目指すことを目的として、改訂がされました。
目標
本ビジョンでは、「エネルギー・スマートシティ」の構築に向け、2050(令和32)年度の目指すべき目標を見据えつつ、
2030(令和12)年度を目標年度に、再生可能エネルギーと自家発電設備(ガスコージェネレーション等)導入による電力自給率及び
導入量の拡大と省エネルギー推進による使用電力削減が目標に掲げられています。
こうした取り組みにより、浜松市は「浜松市域“RE100”」の実現を目指しています。
「浜松市域“RE100”」については、こちらをご覧ください。
エネルギー政策の4本柱
①再生可能エネルギー等の導入
全国トップクラスの日照時間を生かした太陽光発電に加え、小水力発電や風力発電、バイオマス発電など、豊富な
エネルギー資源を活用した多様な再生可能エネルギーの導入と地産地消を進めます。
②省エネルギーの推進
家庭、業務、製造業など、部門ごとに高効率機器の導入や省エネ改修、新築建築物のゼロエネルギー化と省エネ
製品や技術、手法の啓発を通して省エネに配慮したライフスタイル・ビジネススタイルの定着を推進します。
③スマート化の推進
創エネルギー設備や蓄電システム、HEMS(住宅)、BEMS(ビル)、FEMS(工場)等のエネルギーマネジメントシステムの
導入を推進します。これにより、個々の建物におけるエネルギーセキュリティ対策や、面的にエネルギーを効率的に利用する
スマートコミュニティの形成に向けた実証などを進めます。
④環境・エネルギー産業の創出
行政、産業支援機関、大学等研究機関、公設試験研究機関、金融機関など、オール浜松による産業支援体制により
地域企業の技術開発等を支援していきます。
最後に
エネルギービジョンを読むと、建設業にも非常に関りが深いことが改めて分かりました。
我々須山建設も太陽光発電やZEBの推進、普及等を通じて「浜松市エネルギービジョン」の目標が達成できるよう、
これからも地域に貢献していきたいと思います!
太陽光発電、ZEB、ZEHに関するご相談は、ぜひお気軽に須山建設までお問い合わせください!
【参考資料】
浜松市HP「浜松市のエネルギー政策」、https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/13411/energyvisionkaiteibangaiyou.pdf