こんにちは。浜松市でカーボンニュートラルに取り組んでいる須山建設です。
最近よく耳にするようになったカーボンニュートラルという言葉。須山建設の本社がある浜松市でも、カーボンニュートラル推進事業部が設立されるなど、今最も注目されている言葉の一つではないでしょうか。
そのカーボンニュートラルに積極的に取り組んでいる浜松市の補助金制度に、「浜松市スマートハウス・EV補助金」というものがあるのをご存じでしょうか。
この補助事業は、【エネルギーを賢く利用した次世代型住宅や創エネ・省エネ・蓄エネルギーシステム、電気自動車の導入費の一部を浜松市が補助する制度】だそうです。
浜松市スマートハウス・EV補助金の受付について/浜松市 (city.hamamatsu.shizuoka.jp)
・・・言葉を聞いただけではわかりにくいところがありますね。今回はこの「浜松市スマートハウス・EV補助金」について解説していきます。
「補助制度浜松市スマートハウス・EV補助金」
令和4年度(2022年度)の内容を見て行きましょう。
令和4年度の補助事業には、以下の3つがあります。
Ⅰ.創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業補助金
※創エネルギーや省エネルギー、蓄エネルギー設備の導入に対しての補助事業。
Ⅱ.ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)導入支援補助金【令和4年度新設】
※国からのZEH認定がされている新築住宅をに対しての補助事業。
Ⅲ.電気自動車導入支援事業補助金【令和4年度新設】
※浜松市内で登録した新車の電気自動車に対しての補助事業。
対象となるシステムは、家庭用の蓄電池や太陽光発電システムとのことです。
それぞれの補助事業について、詳しく見て行きます。
Ⅰ.創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助金
※自らが居住している、浜松市内の戸建住宅が対象(賃貸住宅は対象外)
・家庭用蓄電池・・・10万円
・V2H(ヴィークル・トゥ・ホーム)対応型充電設備・・・10万円
・エネファーム(家庭用燃料電池コージェネレーションシステム)・・・6万円
・太陽熱利用システム・・・2万円
・太陽光発電システム・・・2万円 (家庭用蓄電池システムまたがV2Hと一緒に設置し、同時に補助申請を行う場合のみ)
Ⅱ.ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)導入支援補助金【令和4年度新設】
※補助対象の住宅を浜松市内に新築し、居住している方が対象(新築の建売住宅も対象)
① 国のZEH補助金によりZEHであることが示されているもの
② BELSにより、ZEHであることが示されているもの
③ ①、②のいずれかに対応していて、かつ浜松市内に主たる事務所を有する事業者が建築したもの ・・・30万円
Ⅲ.電気自動車導入支援事業補助金【令和4年度新設】
※以下の要件すべてに該当している電気自動車が対象
・新車として新たに購入したもの(リース車は対象外)
・車検証の使用の本拠地が浜松市内の住所である
・車検証の燃料の種類が「電気」と記載されている
・国の交付する「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」における、補助対象車両である
・給電機能を有する
・急速充電器に対応している ・・・5万円
上記3つの事業に対して、補助金が交付される、という内容です。
ハードルが高い内容もありますが、導入費用に対して補助率が高いものも中にはありますので、詳細については、浜松市カーボンニュートラル推進事業本部にお問い合わせされるか、浜松市のHPにも掲載されている、「浜松市スマートハウス・EV補助金」のパンフレットをご参照ください。
浜松市カーボンニュートラル推進事業本部
【TEL】053-457-2502
【mail】ene@city.hamamatsu.shizuoka.jp
まとめ
以上、「浜松市スマートハウス・EV補助金」について書かせて頂きました。
戸建住宅に対しての補助金が主であるため、弊社でお手伝い出来ることは少ないですが、この補助制度を使うことで環境への貢献が出来、補助金が貰えるため、これから住宅を新築する予定の方や、自家用車を買い替える予定のある方はぜひ参考にしてみてください。予算の上限はありますが、今年度新設された補助事業もあるため、来年度以降も続くことが考えられます。
この記事を参考に、一人でも多くの方が「カーボンニュートラル」について考えるきっかけになればと思います。