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読みもの2023.2.10

「ZEBプランナー」とは? ZEBプランナーの須山建設が解説

こんにちは。浜松市でカーボンニュートラルの取り組みをしている須山建設です。

 

須山建設では2018年度にZEBプランナー登録を行い、ZEBの普及に取り組んでいます。

ZEBプランナーとは、ZEBの実現に向けて建築や設備において省エネ設計や施工を行うための相談窓口やプランニングを行う事業者として、(一社)環境共創イニシアチブが年度ごとに行う公募に申請し登録されています。

https://sii.or.jp/zeb04/planner/

(一般社団法人 環境共創イニシアチブ ZEBプランナー)

 

 

ZEBプランナーの登録に必要な条件

ZEBプランナーの登録制度は2017年から2021年度までの5か年間は「フェーズ1」、2022年から2025年度までは「フェーズ2」として公募登録を行っています。

 

2018年度は「フェーズ1」として、

①ZEB相談窓口を有し、建築主等からのZEBに関する問合せに対応できること。

②ZEBのプランニング受注に向けた取組みの計画を有すること。

③省エネ建築物のプランニング実績を有すること。

④自社のZEBまたは省エネ建築物支援業務の実績を自社ホームページ等で公表するとともに

会社概要など、一般消費者の求めに応じて表示できる書類等で明記していること。

⑤前年度のZEBプランニング実績を新年度に報告すること。

・・・など9項目があり、全ての項目を満たす必要がありました。

 

須山建設では2018年以前からBELS認証を取得した建築物の設計、施工を行っていたため、これらの条件を全て満たし、ZEBプランナーとして登録を行いました。

※登録により取得した須山建設のZEBプランナーマークと2018年度までのZEBプランナー登録票

 


 

2022年度現在は「フェーズ2」での登録制度となり

① 登録種別に応じて以下の目標を有し、自社ホームページ等で公表していること。

「設計で登録」2025年度に自社が受注する設計業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とする受注目標

「コンサルティング等で登録」2025年度に自社が受注するコンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とする受注目標

②ZEB相談窓口を有し、建築主等からのZEBに関する問合せに対応できること。

③自社のZEB設計業務、コンサルティング業務の受注実績を自社ホームページ等で公表していること。

④登録されたZEBプランナーは、各年度のZEB受注実績について毎翌年度4月に報告を行うこと。

⑤経済産業省の求めがあった場合、これに応じ、ZEBの普及に関するアンケート調査等に協力できること。

・・・など8項目があり、こちらも全て満たすことが条件となっています。

 

須山建設では2022年度にこの「フェーズ2」の新たな段階でも条件となっている実績報告を行い登録を継続しています。

 

 

ZEBプランナーの登録種別

2022年度からの「フェーズ2」での登録制度では、

・対応可能な都道府県

・対応可能な建物用途

・登録種別・・・「建築設計」「その他設計」「コンサルティング等」

・新築/既存改修

・建物規模

・2021年度ZEB受注実績

などを登録する必要があります。

 

須山建設はZEBプランナーとして、

・対応可能な都道府県・・・静岡県、愛知県

・対応可能な建物用途・・・事務所、工場、病院、物品販売店など全用途

・登録種別・・・「建築設計」「その他設計」

・新築/既存改修・・・新築/既存改修

・建物規模・・・規模は問わない

として登録しており、静岡県、愛知県においてZEB建物の計画を行い提案しています。

2021年度ZEB受注実績としては、新築でZEB 2棟、Nearly ZEB:1棟、改修でNearly ZEB:1棟の実績をあげています。

 

須山建設では2023年の1月時点までに新築10件、改修1件の物件が竣工しており、静岡県内での実績としてNo.1の実績棟数となっています。

ZEB建物をご検討の際は、ぜひ一度須山建設へご相談下さい。

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