こんにちは!
浜松市でカーボンニュートラルに取り組んでいる須山建設です。
今回は、再生可能エネルギーである太陽光発電所などをお持ちの方にいいニュースを報告します。
〇再生エネルギー活用へ向けて火力発電所の抑制へ
現在、再生可能エネルギーである太陽光発電所などで作られた電気は、電気があまり使われない休日などには余ってくる可能性があります。
その場合には、太陽光発電所の発電を抑える「出力制御」をしなければならない、というルールになっています。
その結果、全国で出力制御をしなければいけない事例が急増しており、二酸化炭素を排出しないエネルギーである太陽光発電所の電気が使われないという事態が発生しております。
そこで経済産業省は太陽光発電所の発電を抑えるのではなく、火力発電所の出力を広域で抑制するという方針を発表しました。
今後は、火力発電所の発電を抑制し、再生可能エネルギーである太陽光発電所などのエネルギーを最大限に活用していくことを目指すとしております。
〇太陽光発電所などにおける出力制御とは
出力制御には、① 需給バランスによる出力制御と、② 送電線の容量による出力制御があります。
①需給バランスによる出力制御とは
電気が需要以上に発電されて余った時に発生するのが「需給バランス制約による出力制御」です。
電気の需要と供給を一致させるためには、需要に合わせて市場で取引された電源等を動かすとともに、常時変動する需要に合わせて、電気の安定供給に必要な電源を調整することで需給バランスを維持しています。
近年では、再生可能エネルギーの導入が進んだことにより、需要が少ない時期などには、火力発電の出力の抑制や地域間連系線の活用等により需給バランスを調整した上で、それでもなお電気が余るおそれがある場合に再生可能エネルギーの出力制御を行っています。
②送電容量制約による出力制御とは
送電線・変圧器に流すことのできる電気の量には上限があり、これを超過して電源を接続した場合には、日々の運用において上限を超えるおそれがある時に電源の出力制御が必要になります。
これを「送電容量制約による出力制御」といいます。
(引用 経済産業省 資源エネルギー庁 ホームページより)
〇今後について
今後は、須山建設も培ってきた太陽光、ZEB、ZEHなどの技術により、カーボンニュートラルを実現する社会を目指していきたいと考えます。
また、自家消費型太陽光の導入やZEB,ZEHなどの取り組みなどで悩んでいる方はぜひ一度須山建設までお問い合わせ下さいませ。